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ひとを育むこと

 ハッポンの住む日本国は、人口減少がすすんで、生産人口も減っていて、将来が気がかりだそうですが。

 そのため子どもたちには、道徳教育が大事という話をききました。

 嘘はつかずルールを守り、他人を思いやって勉強に励む、といった道徳を身につけると、その子は先々に、年収を増やせるんだそうです。

 すると国にとっても、納税額が上がって社会保障費が抑えられる、良い結果につながるんだとか。

 

 ふむ、道徳教育で生産性をあげる?

 でも教育って、生産性では図れないと思うがなぁ。

 さてさて、日本国の豊かさは、子どもや若い人たちに行き渡っているのでしょうか。

 将来の子どもたちへも、豊かさは行き渡るのでしょうか……

「受験生のみなさんへ」

内田樹さんからのメッセージ

 内田 樹 (うちだ たつる) さんが繰り出すことばに、ワタシらはドキドキハラハラしちゃいます。

 日本国の教育をめぐるお話ですが。

 他ではきいたことがなかった展開で。

 でも、ここには、ほんまものの熱さがありますよ。

 この熱さ、大学受験生に限らずに高校生や中学生、できたら小学生へも、届いていってほしいがな。

​順風満帆には ゆかぬ人生 ゆえに哲学を

 以前こども嵐土に、教え子たちを連れてやってきた、日本人教諭がいました。

 そして、サバイバル体験や、海での体験を、ぞんぶんに指導されていました。
 その白柳センセイのことを、ここに記録しておこうと思います。

順風満帆には ゆかぬ人生 ゆえに哲学を・1

順風満帆には ゆかぬ人生 ゆえに哲学を ・2

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